
どうも、あっちゃんです。
地球温暖化ってどんな影響があるの?
何か問題があるのはずっと先でしょ?
再エネの話をする際には必ずと言って良いほど、訪ねられる疑問です。
各研究者達の中でも物議をかもし出しているので科学的な根拠を話題にあげて、因果関係の言及はおいておきます。
温暖化による影響の1つの可能性を知る上で、身近な場所でも弊害が生じてきている例を紹介します。
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カリフォルニア州デル・マー市
Google Mapより「デル・マー市」
デル・マー市はカルフォルニア西部、太平洋沿岸に位置する町です。
http://www.robertwsayler.com/del-mar/
この町で、現在話題を読んでいるのが海面上昇による住民移転のアナウンスです。
海面上昇予測
州の規制局は、この数十年で海面上昇することが予測されていて、サンディエゴからアルカタまで海辺の地域が影響を受けると注意しています。
気候変動による痛ましい嵐や洪水によって、役人は市や町はハイウェイから海辺の街の全てを見捨て、移住することをできるだけ早く進める必要があるとアナウンスしています。
検討されている「計画的撤退」が決定すれば、海抜の低いエリアに暮らす住民は退居を余儀なくされます。
一方で、当案の検討自体がすでに不動産価値を下げるとして住民から強い反発を受けています。
海面上昇による不利益
普段の生活では想像が出来ない点が多いですが、今回の動きや住民の声を通して、海面上昇に被害は次のような問題が示唆されています。
住み慣れた場所からの移転
沿岸部、海沿いに住んでいた人は海面上昇時には生活に危険に接してしまうために、地方としては厳重に注意を喚起しながら、移動を進めていかなければなりません。
住民としては、従来より住み慣れた場所、家を動かすことが余儀なくされます。
将来計画の凍結
1部の場所では、すでに今後に向けた開発計画やリフォームなどの計画なども考えられますが、たとえべ住宅のリフォーム計画が凍結されてしまい、リフォーム業者に影響が出るなど経済的な損失が出ています。
国の責任と住民の権利
住民としては、住む場所を自由に選ぶという選択の自由が尊重されるべきですが、海面上昇で危険にさらされること可能性が高く示唆されていることに対して、市は責任を持って対処しなかればなりません。
日本でも、土砂崩れや洪水の際では避難勧告が出されることがありますが、一時的なものが多いです。
これに対し、海面上昇の影響では、今後持続的な問題になり得るために住む場所の移転で求められます。
市としては市民のために行っているのですが、住民としては移転にお金がかかるために、退却・避難の案が採択された場合には金銭的補償を要求する姿勢を見せてると紹介されています。
市の生活を整える責任とその対応に、国がどこまで補償・対応する必要があるのか線引きが難しいになっています。
地価の低下
該当地域では、危険性の示唆から地域懸念が生じ、新規の顧客や土地のニーズが低下し、地価が下がる影響が出るとした不満が生じています。
沿岸地域沿いは優雅な生活をターゲットにした不動産物件として、取り扱わえることがあるので、すでに土地を所有している人にとっては、海面上昇による土地への信頼・ニーズの低下がダイレクトに経済的価値の低下に響いています。
住民に負担をかけない対応
住民に負担をかけない対応策も検討されています。
その1つが沿岸部への砂の補充です。
砂を補充、土地の高さを高くすることで海水による侵食を防ぐ対応です。
しかしながら高コストがかかることや、本質的な改善にはならず以後も常にメンテナンスが必要にされることが考えられます。
現在は、市議会では計画的な撤退案を支持して議論をする予定です。
最後に
人為のために温暖化が進み、海面上昇が進んでいるかは断定できません。
ただ、このように海面上昇が予測されて、人の生活に影響がではじめているのはたしかです。
こうした事実を受けてめて、何か行動をとるキッカケになれたら嬉しいです^ ^